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【 健康のプロが教える！ 病気を克服する１０２の秘訣 】 2015年 9月 24日
第 ３１９ 回 １００００ 部
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【 今日の目次 】
● １．ごあいさつ （コスミンのメッセージ^^）
● ２．コスミンの健康相談室 「 脱ステロイドによる反応で困っています 」
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今日も元気イッパイ！ コスミンです(^^)
最近寒くなってきましたが、体調はいかがでしょうか？
風邪をひいたり、症状がひどくなっている方も
多いかもしれません(>_<)
この季節の変わり目に体調を崩している方は、
その 「 数週間～２ヶ月ぐらい前 」 の過ごし方を
振り返ってみてください。
・ 水分を摂りすぎて、腎臓に負担をかけていたな…
・ 睡眠不足で、肝臓に負担をかけていたな…
・ 食べ過ぎて、消化器に負担がかかっていたな…
・ 仕事ばかりし過ぎて、体を硬直させ過ぎていたな…
このようにカラダに負担をかけすぎて、
「 内臓 」 が虚弱している人が多いんですね。
これは裏を返せば、
「 自分のライフワークのために、体を犠牲にしてきた 」 と言えます。
根本的には、そのような負担をかけすぎている
「 ライフスタイル 」 に問題があるんです。
そこを見直さなければ、どれだけケアをしていても
ドンドン負担を乗せてきてしまうわけですから、
カラダがなかなか前進してこないわけですね(>_<)
今体調を崩しておられる方は、
・ 風邪はそのうち治るからいいだろう…
・ また良く寝れば、体調も戻るだろう…
そう考えるだけでなく、
自分の 「 数週間前から２ヶ月ぐらい前 」 までの
過ごし方を振り返って、ライフスタイルを変えていくことも
考えていく必要がありますよ(^^)
これからの寒くなる季節、みんなで元気に
乗り切っていきましょう＼(^o^)／
それでは、皆さんからの真剣な質問にお答えする
こちらのコーナーへ行ってみましょう！！
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真剣に病気を治したいあなたへ 「 コスミンの健康相談室 」
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「 コスミンの健康相談室 」 では、読者の皆さまからいただいた
真剣な 「 お体の悩み 」 の関する質問に、
自然治癒力の専門家として、あらゆる病気の体質改善をサポートする
コスミンが、５年後、１０年後を見越して何をしなければならないか、
「 体質改善の方向性 」 をアドバイスさせていただきます。
あなたの将来の幸せを守るためには、自分自身の健康だけではなく
「 ご家族全員の健康を守ること 」 も合わせて大切です。
ご自身の健康問題についてのご相談はもちろんのこと、
「 ご家族 」 のお体の悩みについても随時お答えしていきます。
プライバシーに関わる部分は、伏せておりますのでご了承ください。
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【 ケリーさん （ 愛知県在住 ３５歳 女性 ） 】
● 抱えている症状
『 アトピー（推測）、足のむくみ、皮膚からの滲出液、冷え体質 』
● ご相談、お悩み
『 脱ステロイドによる反応で困っています 』
初めまして。今年の３月から、脱ステロイドをしました。
足がかなり浮腫み、汁が出て、体も所々に汁が出ます。
体も寒くて仕方ありません。
冷え取りの漢方飲んでます。
本当に早く良くなりたいですが、思うように行きません。
良い方法を教えて頂きたいです。
★ コスミンからの助言・アドバイス
『 脱ステロイドは、使用年数ぐらいの時間をかけて
ゆっくり無理なく進めるの理想です 』
ケリーさん、こんにちは。
体中から汁が出ているということは、
「 アトピー 」 の炎症を抑えるために
「 ステロイド剤 」 を使っていたのでしょうか？
症状についての詳しい説明がありませんでしたので、
「 アトピーの脱ステロイド 」 ということで
アドバイスさせていただきますね。
まず今年の３月から 「 脱ステロイド 」 を進めていて、
今かなり反応が強くて苦しい状態なのですね…。
もしかして、いきなり急激に
「 ステロイド剤 」 の量を減らしてはいませんか？
「 ステロイド剤 」 というのは、
本来 「 長期間 」 にわたって使用するものではなく、
期間を決めて 「 短期間 」 だけ炎症を抑えるために使うものです。
しかし、症状によっては解決策がなく、
やむ負えず炎症を止めるために、
長期間にわたり 「 ステロイド剤 」 を使い続ける…
そういう形で今に至っていると思うのです。
ステロイド剤を使うということは、
「 カラダの炎症を止める力 」 を使わなくても、
炎症が自然に治まる、ということです。
つまり、「 カラダの炎症を止める力 」 を
使う場面がなくなるため、ドンドンその力が衰えていってしまいます。
少し具体的に言うと、「 カラダの炎症 」 を止めるのは
「 副腎（ふくじん） 」 という臓器から出ているホルモンです。
副腎からはステロイド剤と同じように
「 炎症を止めるホルモン 」 が分泌されていて、
それが私たちのカラダに元々備わっています。
だから私たちは日常生活で蚊に刺されたり、ケガをしても
自然に炎症がおさまっていくんですね。
しかし、薬による 「 ステロイド剤 」 を長期間使っていると、
この副腎から炎症を止めるホルモンを出さなくても
炎症が勝手に治まるので、副腎の活躍する場面が大幅に少なくなります。
それゆえ副腎が鈍くなり 「 萎縮（いしゅく） 」 してしまうことで、
炎症を止めるホルモンを、うまくコントロールしながら
分泌することができなくなるのです。
つまり、「 脱ステロイドをする 」 ということは、
「 副腎 」 の回復するペースを考えながら
進めていかなければなりません。
● 「 ステロイド剤 」 の量を少し減らす
→ 「 副腎 」 が回復して少しずつホルモンを出せるようになる
→ するとその薬の量でも、カラダの炎症を止めることができる
→ また 「 ステロイド剤 」 の量を少しだけ減らす。
このように、カラダの状態を常に意識しながら
「 副腎の回復 」 に合わせて、少しずつステロイド剤の量を
減らしていかなければならないのです。
にもかかわらず、自分が減らしたいと思う量を
ガバッと一気に減らしてしまったり、
いきなりステロイド剤の量をゼロにしたりすると
「 炎症 」 が一気に噴き上がります！！
カラダとしては副腎が回復しておらず、
「 炎症を止める力 」 がまだありませんから、
いきなりステロイド剤を減らすと追いつかないんですね。
ですから、脱ステロイドは、
ステロイド剤を使った年数以上の時間をかけて、
ゆっくりじっくり無理なく行っていくのが良いです。
このような 「 脱ステロイド 」 を専門にしてくれる
皮膚科、病院なども世の中には少ないですがあります。
そういう医師のサポートを受けながら脱ステロイドをしていくのが、
一番 「 カラダの回復 」 と 「 日常生活の質 」 を
バランスよく進めていく上で理想だと思います。
私もそういう病院に通っている方々の
「 脱ステロイド 」 のサポートを
過去にたくさんしてきていますが、
本当に 「 メンタル 」 との闘いです。
だからこそ、一人で目指すのではなく、
専門のプロやアドバイザーと一緒になって
「 脱ステロイド 」 を進めていくことをお勧めします。
そして最後にもう一つ。
私が一番大切だと思うのは、
この 「 ステロイド剤 」 を使わなければならなかった
「 根本の原因 」 にしっかり目を向けることです。
人によっては、呼吸器が弱かったり、
肝臓のはたらきが停滞していることで
「 アトピー 」 が発症しています。
その原因をしっかりみて、「 内臓のはたらき 」 を
高めていくことをしていかなければ、結局同じところを
何度も行ったり来たり繰り返すことになるんですね。
だから、脱ステロイドをするなら、
しっかり 「 内臓 」 に目を向けること。
それを大事にしてください。
ケリーさんが体質改善を実現し、ステロイドに頼らない、
毎日快適に過ごすことのできる人生を歩んでいただけることを
心より願っております。
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