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【 102人の裏ワザ達人!超速やさしい健康術 】 2010年 7月 21日
第 224 回
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今日も元気イッパイ! コスミンです(^^)
夏の暑さ真っ盛り!!
みなさんいかがお過ごしですか(^o^)丿
みなさん暑さに負けないにように、
体調管理には十分気をつけてくださいね(^^)
それでは、毎週お送りしているテーマ
『 5年後、10年後の健康を守る 』 の第48回目です。
私達は10年後の健康をどのように守っていけばよいのか?
今日も大切な考え方をじっくりお話していきます。
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「 5年後、10年後の健康を守る 」
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ステップ48
『 病気を治そうと考えたときに、全体をみて正しいか判断する 』
病気を解決しようと思ったときに
みなさんその病気を治すために 「 最短距離 」 を目指します。
早く治したい、少しでも元通りになりたい…
そう考えるからこそ、その分野の 「 専門家 」 にお願いして、
少しでもよい形で治療してもらえるように考えていると思います。
しかし、その分野のスペシャリストといわれる専門家の治療が
必ずしも 「 正しいとは言い切れない 」 ことがあります。
今あなたの 「 病気のでている場所 」 だけみれば、
その対策は正しいかもしれません。
でも 「 カラダ全体 」 を考慮すると、その対策は行わずに、
「 違う選択肢 」 を選んだほうがよい、という場合もあるのです。
例えば 「 盲腸(虫垂炎) 」 がいい例です。
消化器のスペシャリストと言われている専門家でも、2つに分かれます。
「 すぐに盲腸をとりたがる人 」 と 「 できるだけ盲腸をとらない方向を選ぶ人 」、
同じスペシャリストといわれる人でも、この2通りに分かれるんです。
「 すぐに盲腸をとりたがる人 」 というのは、
基本的に 「 自分の技術 」 に自信がある人です。
そして今まで盲腸をたくさん切りとってきて、
「 それで間違いない 」 と確信している人ですね。
だから 「 切り取っておけば間違いないでしょう 」 と
この人の頭の中に選択肢はあまりない。
よほどのことがない限り 「 切り取る 」 という選択肢以外を
あなたに紹介はしてくれません。
なぜなら、自分の腕に 「 自信 」 があるから。
その 「 切り取る素晴らしい技術 」 を使いたいんですね。
こういう人は究極のところ、患者としての 「 あなた 」 を見ているというよりも、
技術者としての 「 自己満足 」 を優先させています。
専門家といえども 「 人間 」 であり、
技術のベースには 「 人間性 」 があるということです。
一方、「 できるだけ盲腸をとらない方向を選ぶ人 」 もいます。
このような方は、盲腸(虫垂炎)について 「 盲腸 」 だけの問題ではなく
「 カラダ全体 」 の問題として考えてくれている。
「 カラダ全体 」 をみたうえで、切り取ることが正しいかどうかを
考えてくれている 「 大きな視野 」 を持った人なんです。
盲腸というのは、現代医療ではあまり意味のないものとして
とらわれていますが、私は今までこの盲腸をとって
数年後に 「 食物アレルギー 」 や 「 自己免疫疾患 」 など
免疫系の病気がででているケースをたくさん知っています。
だから私も会員から相談をうけたときには、できるだけ取らない方向で
お医者様に相談するように提案をしています。
もしこういう判断を、病院にいったときに、お医者さま自ら説明してくれる場合には
素晴らしい先生だとおもって、素直に耳を傾けると良いと思います。
なぜなら、現代医療のなかで 「 自分の専門 」 以外のことを
考慮しながら処置することができるお医者さんは、かなり少数だからです。
医大を出て、研修医になり、先生といわれる立場になる。
このレールを通ってきて 「 現代医療以外 」 のことに
目を向けるタイミングというのは、基本的にあまりないんです。
にもかかわらず、自分の 「 専門外のこと 」 や
「 現代医療以外 」 のことも考慮しながら患者さんに提案をしていく。
そのような視野をもてる人というのは、
患者さんの将来まで含めて真剣に考えている人間性の高い人。
または、今の主流の医療の在り方に疑問を持って取り組んでいる人。
または、頭が柔軟でわが道を行くような 「 型破りの人 」 しかいません。
だからこそ、そのようなお医者様に出会えるチャンスというのは
本当にすごくまれなのです。
あなたの 「 一部分 」 のことだけではなく、
あなたの 「 全身 」 まで視野にいれて一緒になって考えてくれている。
「 今 」 だけではなく 「 将来のあなたの生活 」 まで含めて
真剣に考えて判断してくれるというのは、とてもありがたいことなのです。
だから、もしあなたがこのようなお医者様に出会えたなら、
とても幸せだと思ってください。
お医者さんの 「 人間性 」 や 「 考え方 」 によって
あなたの将来が、全く180℃変わることもあります。
だからこそ専門医にお願いするにしても、
「 技術の高さ 」 だけを求めて専門家を探すことが
必ずしもよいとは限らないのです。
そしてこのような専門医に出会えるかどうかは運ではありません。
自分に 「 判断できる知識 」 があるかどうかも大事です。
自分に知識があるからこそ、どういうお医者様を選べばよいかがわかり、
その専門医と縁を持つことができます。
実際のところ 「 将来 」 のあなたの体のことまで
真剣に考えてくれる専門家は少ないからこそ、
ある程度 「 自分の体 」 は自分で守れるように
しておかなければなりません。
「 自分の体 」 を他人に
全部まかせっきりにするのは良くない。
自分の体のことなのだから、「 自分の体質 」 についてぐらい
知っておくべきです。
自分はどういう不調がでやすいのか、
将来どういう病気になりやすい体質なのか、
それを 「 カラダ全体 」 から
大きな視点で知っておくことが必要なのです。
そうすれば、あなたの健康管理に対する
「 スタンス 」 が大きく変わります。
今まで 「 自分の体 」 をお医者さんにまかせっきりにしていた…
そういう 「 依存的なスタンス 」 から、「 自分 」 で健康を守ることを前提に、
「 専門家 」 と一緒に協力して解決を目指す、というスタンスに変わっていきます。
あくまで専門家を使うのは 「 あなた自身 」 であり、
専門家につかわれてはいけません。
最終的に自分を守れるのは自分自身であり、
専門家があなたを助けてくれるわけではないからです。
あなたと一緒にパートナーとなって支えてくれる。
そういう存在が専門家ですから、自分のカラダのことを
何にも知らないで丸投げすればいいと考えるのは、危険なのです。
その 「 病気 」 にとっては素晴らしい判断でも、
「 全体 」 から考えると、あまり好ましくないということがある。
それに気づくことができるのも 「 自分 」 だけです。
今あなたの目や耳に入ってくる情報のすべてが
必ずしも 「 正しい 」 とは限らない。
そのことをよく理解しておいてください。
ステップ48
『 病気を治そうと考えたときに、全体をみて正しいか判断する 』
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