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【 102人の裏ワザ達人!超速やさしい健康術 】 2010年 2月 19日
第 219 回
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今日も元気イッパイ! コスミンです(^^)
2月に入りましたが、皆さん寒さに負けずに
体調管理はできておりますでしょうか!
あまりの寒さにブルブル…と 「 布団 」 から
朝出るのがおっくうになっている方もいらっしゃるかもしれません(^^ゞ
でも寒さに負けず、2月もみんなで元気に乗り切っていきましょう!!
それでは、毎週お送りしているテーマ
『 5年後、10年後の健康を守る 』 の第43回目です。
私達は10年後の健康をどのように守っていけばよいのか?
今日も大切な考え方をじっくりお話していきます。
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「 5年後、10年後の健康を守る 」
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ステップ43
『 感染症は、ウイルスに負けているのではない 』
寒い季節にはいると 「 風邪 」 をこじらせたり、
お子さんが急に 「 高熱 」 を出してしまうことがあります。
お仕事で忙しかったり、家事や子育てをしなければならないのに
家族みんなが風邪で寝込んでしまう…ということもよくある話です。
この感染症による体調不良を
世間では 「 細菌 」 や 「 ウイルス 」 が
体内に侵入することで起こると考えています。
高熱がでるのも 「 免疫力 」 を上げてウイルスを
やっつけるためですし、のどが痛くなったり、セキが止まらないのも
細菌やウイルスをやっつけようと 「 炎症 」 を起こしているからですよね。
しかし、だからといって必ずしも細菌やウイルスが私たちにとって
「 悪者 」 であるかどうかは別です。
自然界にとって必要のない生き物など存在しません。
「 風邪 」 を引き起こしているウイルスも、
高熱を出させている細菌も、みんな必ず生態系にとって
「 重要な役割 」 をもってこの世に存在しているはずです。
では細菌やウイルスは、私たち人間にとって
どのような役割を持ちながら関わっているのでしょうか?
それは 「 共存 」 です。
ウイルスはそのままでは弱くて生きていけないからこそ
人間のカラダの内部を借りて増殖します。
それだけを考えると、ウイルスだけに利点があると考えがちですが、
人間にとっても大きな利点があるのです。
実は、人間のカラダは細菌やウイルスに攻撃されて
体調をくずしているのではありません。
むしろ細菌やウイルスを利用して、
カラダに 「 動き 」 を作り出しているのです。
★ 人間は細菌やウイルスを利用して、内臓をリセットしている
皆さん日常生活でずっと同じ場所に負担をかけ続けたり、
疲労で衰えさせてしまっている内臓があると思います。
毎日お酒を飲みすぎている方は 「 肝臓 」 に負担をかけていますし、
ストレスが強くて毎日頭が緊張している方は 「 胃腸 」 が
過敏になっていたり、胃酸の出すぎで粘膜が衰えています。
そういった場所は、必ず 「 カラダの硬直 」 として
その場所に異常が現れており、機能が鈍くなっているんです。
そのままいくと、私たちのカラダの中枢を担っている 「 内臓 」 を壊してしまいますし、
「 大きな病気 」 につながってしまう恐れもあります。
そこで私たちのカラダは、どのような仕組みをもって
この負担を解決しているのかというと、
実は空気中にいる 「 細菌 」 や 「 ウイルス 」 を利用して
「 カラダに変化 」 を起こさせています。
高熱を出したあとに、体がとてもスッキリしたり、
すごくカラダが軽い!と感じた経験はありませんか?
この 「 熱 」 を出して体温を上げるということは、
ただウイルスをやっつけたり、免疫力を高めているだけではありません。
硬直して動けなくなっている五臓六腑を 「 ゆるめて 」 いるのです。
つまり、風邪というのは、私たちの五臓六腑で動けなくなっている状態を
「 高熱 」 や 「 けいれん 」 を起こすことで働きを高めています。
風邪でセキがひどく出たり、気管でけいれんを起こしてしまうのも
肺や肋骨、気管支がこわばって動けなくなっている状態を
「 ゆるめよう 」 として起こっているのです。
風邪をひいて 「 下痢 」 がひどく続いてしまうのもそうです。
細菌やウイルスを 「 排泄 」 するためだけではなく、
腸を過敏にけいれんさせて、日頃からかけている負担を一度リセットする。
そうして 「 消化器のはたらき 」 を取り戻そうとして起こっているのです。
その重要なきっかけを作っているのが、世の中で悪者扱いされている
「 細菌 」 や 「 ウイルス 」 です。
一見、これらは私たちのカラダにとって悪いものだから
触れないほうがよい…と考えがちですね。
しかし人間の体は、細菌やウイルスを利用して、自分の日常生活で
作り出してしまった 「 カラダのひずみ 」 を修正しているのです。
季節の変わり目のたびに風邪をひいてしまう方は、
体が弱いという理由だけで体調を崩しているのではありません。
日常生活のなかにたくさん 「 カラダのひずみ 」 を
自分で作りだしているのです。
それゆえに何度も体調を崩してしまうし、体をリセットをするために
「 細菌 」 や 「 ウイルス 」 を活用せざるおえないだけなのです。
にもかかわらず、一時的にウイルスをつぶすことだけ考えて排除したり、
薬物だけで乗り切ろうと考えるのは、自分の 「 カラダのひずみ 」 を
リセットする機会を失っていることになります。
風邪をひかないこと、感染症にならないことは
良いことのように思うかもしれない…
しかし、体力が極度に衰えていたり、重篤な病気で
免疫力が下がっていないのであれば、むしろカラダにとって
変化をもたらし、体をリセットするチャンスでもあります。
本当に正常なカラダというのは、「 マスク 」 をしていなくても、
「 クスリ 」 を使い続けていなくても、ウイルスに負けない体です。
カラダの働きがよければ、高熱を出す必要はないし、
細菌やウイルスを利用してリセットする必要もない。
体がウイルスに負ける 「 必要 」 がないのです。
そういう体づくりを目指し、実現していくことが
私は本当の意味での 「 体質改善 」 だと考えています。
ウイルスや細菌などの 「 外部の脅威 」 から
守ることだけが健康管理ではありません。
カラダの機能に目をむけて、しっかりと
「 内部のはたらき 」 を強化させていく。
そのために日々負担をかけている
「 自分の体 」 としっかり向き合う。
それがその場しのぎではなく、5年後、10年後の体をづくりを踏まえた
本当の意味で 「 健康管理 」 していくことなのです。
ステップ43
『 感染症は、ウイルスに負けているのではない 』
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