首・肩こり改善 コンサルティング
肩こり、首こりを１０年単位で
繰り返している方が多くいらっしゃいますが、
そのような方ほど、叩いたり、もんだりと
「 マッサージ 」 を繰り返している方々が
ほとんどです。
しかし、これでは 「 肩コリ 」 や 「 首コリ 」 を
一時的にゆるめたり、ラクにすることはできても、
１ヶ月後、３年後、１０年後になくなるという解決には
つながらないと考えてください。
それには、肩こり、首こりが起こるメカニズムが
大きく関係しています。
私たちの肩や首の筋肉を、もんだり、叩いたり
すればするほど硬くなるという法則があります。
一時的にゆるんだとしても、その押し続けた場所は
数日後、数週間後には前より硬くなってしまうという
悪いサイクルに入ってしまうのです。
それはなぜかというと、人間のカラダには
「 反発する力 」 が備わっているためです。
皆さん毎日同じ場所に 「 注射 」 をさしていると
いつの間にかその場所が硬くこわばってしまいます。
はじめは細い針で刺していたのに、１ヵ月後にはもっと太い針でなければ
皮膚が硬くて貫通できない…という現象が起こってしまいます。
これは通常に生活しては本来ありえない
「 押される 」 という行為に対して、
押されないように守るという 「 防衛反応 」 が
カラダに働いているからなのです。
毎日のように強い力で 「 首 」 をギュッともみ続けたり、
肩を叩けば叩くほど、「 押される 」 という行為に
カラダが負けてしまわないよう、筋肉の内側から
「 反発する力 」 が強く起こってきます。
ですから、マッサージが好きな人は、
５年後も、１０年後もマッサージを続けているはずです。
もっといえば、もめばもむほど硬くなっているわけですから、
いつの間にかマッサージをしなければ耐えられないカラダに
変わってしまっているということなのです。
これは鍼灸などにも言えることですが、
ずっと鍼で 「 同じ場所 」 ばかり刺激を与え続けている方も同じです。
「 今 」 のカラダを守るのであれば、治療家や医療技術に頼った
メンテナンスでよいですが、５年後、１０年後、
もっと人生スパンで 「 ２０年、３０年 」 を視野に入れるのであれば
それはむしろカラダを硬化させていて、そこだけに頼るのは
良い対策方法とはいえないということです。
最終的には専門家に頼らずとも 「 自分 」 で
肩コリがおこらない状態、首コリがこらない状態に
保ち続けることができるようになることが、非常に重要になります。
よく自分は肩こり体質だから… 首こり体質だから…と
「 漠然的なイメージ 」 で自分の肩こりを考えている方が多いのですが、
肩こり体質、首こり体質というものはないと考えてください。
肩がこったり、首がこってしまうのは、
カラダの流れから起こるべくして起こっており、
生まれつきの体質や遺伝とは関係ないということです。
ではどのように肩こり、首こりが起こるのかというと、
結論から言えば、頭の重さと両腕の重さを
本来支えるべき場所で支えていないことが原因になっています。
頭の重さや両腕は、本来どこで支えているのかというと
「 背骨 」 であり、支える力の強い 「 腰 」 で本来支えるべきなのです。
これだけ重さのある骨格を、肩や首の 「 薄い筋肉 」 だけで支えるには
かなり無理があります。
しかし、長年肩こり、首こりが続いている方は、
この本来支えるべき腰で支えることができずにいるため、
やむおえず力の弱い 「 肩 」 や 「 首 」 の筋肉をこわばらせながら
支えている状態が続いているのです。
ですから、根本的に肩こり、首こりが起こらない体づくりをしていくならば、
頭部と両腕の重さを 「 腰 」 で支えられる状態にして行かなければなりません。
そのためには、ただその場しのぎの対策ではなく、
一つ一つプロの指導のもと、腰への流れ道を作りながら
支えられる準備を進めていく必要があるのです。
当機関のサポートでは、肩こりや首こりをその場でラクにすることではなく、
「 再発しないカラダ作り 」 に重点を置いています。
１年後、３年後には、肩こりが起こりにくいカラダ、
１０年後に首こりで悩むことのない生活が実現できるように、
一つ一つ体作りに必要なことを丁寧に指導していくスタンスです。
そして最終的には、頭部と両腕の重さを専門家がいなくても
しっかり腰で支えられるよう 「 自分 」 でメンテナンスが
できるようになることを目標にサポートしていきます。
さらには 「 家族単位 」 でこのような悩みをもたれている場合には、
ご家族が来院されたときには 「 肩こりが起こる理由 」 からわかりやすく解説し、
その方に合わせた対策と、プログラム技術の提供をサポートしていきます。
長年何をしていても、肩こり、首こりから脱却できずにいる方は、
全身を視野にトータルサポートしていきますので、専門家に直接ご相談ください。
