女性ホルモンは、 「　脳　」　と　「　子宮　」　の連携によって
コントロールされているものですが、これらの連携がとれなくなることで、
女性ホルモンのバランスを崩してしまうということです。

女性ホルモンには、２種類（エストロゲン、プロゲステロン）あり、
それぞれが　「　短い周期　」　と　「　長い周期　」　の組み合わせで成り立っています。
この２種類のどちらかのタイミングが崩れてしまうだけで、子宮の動きが全くかわってしまいます。
そのため、不正出血を起こしたり、月経前に原因のわからない不調を起こしてしまうという事態が
毎月の周期ごとに繰り返されているわけです。

更年期障害も、まさにこの分泌のコントロールが
何らかの理由によってできなくなって起こることです。
人間が　「　閉経　」　に近づくことは、　本来生まれた瞬間からわかっていることですから、
女性ホルモンの分泌量が少しずつ減っても、２つのホルモンバランスを維持したまま
スムーズに閉経を迎えることが本来はできるようになっています。

しかし現代では　「　なぜこのようなバランスが崩れてしまうのか　」　という
本質的な原因がはっきりしておらず、「　生活習慣　」　や　「　ストレス　」　という
あいまいな結論にいたっているため、根本的な解決が行われていないのが現状です。

どの生活習慣が悪くて、どんなストレスが影響しているのか、
そういった部分がわかりにくく、原因が非常にあいまいです。
そのため、ホルモンに直接働きかける薬物によるコントロールが中心であり、
ホルモンバランスを崩さないための　「　カラダ作り　」　はほとんど行われていません。

それはなぜかというと、多くの専門家が行っている対策は
異常がおこっている　「　女性ホルモン　」　だけを考慮し、
「　全身のカラダの状態　」　は考慮されていないためです。

女性ホルモンのバランスが崩れている状態のときには、
必ず何らかの形で、カラダの表面に　「　異常サイン　」　が現れています。
それを当機関では、女性ホルモンのバランスに視野をいれる前の段階で読み取り、
カラダのどこが　「　頭部　」　に影響し、
カラダのどこが　「　腹部　」　「　腰部　」　に影響しているかを
「　全身　」　を視野にいれながら、丁寧に調べていきます。

このようなサポート方法をとっている理由は、
当機関の考えとして、女性ホルモンのアンバランスは、
脳や子宮などの　「　直接的な原因　」　で起こっているのではなく、
ある部分の衰えが　「　脳や子宮　」　に影響して　「　間接的　」　に
起こっていると考えているからです。

女性ホルモンのバランスを
「　自然体で取り戻していくためにはどうしたらよいか　」
「　何が妨げとなって、脳や子宮に影響を与えているのか　」
その本質をみていきながら、自分で体質改善していくための
指導アドバイスを行っています。