呼吸器系コンサルティング
呼吸器は、私たちのカラダの
「 体力 」 の基礎であり、
日常生活を支える重要な役割を担っています。
そのため、若いときに 「 呼吸器のはたらき 」 が
極度に衰えている方は、年齢を重ねるごとに
「 体力虚弱 」 が進んでしまい、
最終的には 「 免疫系統 」 のはたらきまで
衰えてしまうことが多いのです。
ですから、今インフルエンザにかかりやすかったり、
「 ウイルス 」 「 細菌 」 に負けやすい体質の方々は、
カラダの傾向として 「 肺が薄く、体力に乏しい体質 」 であることを
よく知っておいてください。
当機関のコンサルティングでは、この体力の虚弱が現れる前に、
肺のはたらきを高めながら 「 肺の厚くさせること 」 と、
10年後、20年後を見越して 「 体力虚弱 」 を防いでいくための
「 呼吸器系 」 を強化させるサポートを行っていきます。
そしてさらに、気管支が弱く 「 喘息 」 や 「 気管支炎 」 を
起こしやすい体質の方は、同じ粘膜である 「 皮膚 」 にも
同じような不調があらわる傾向が有ります。
この場合は 「 皮膚 」 と 「 呼吸器 」 の
密接な関係が影響しあっているのですが、今皮膚の障害である
「 アトピー 」 で悩んでいる方々が
「 喘息 」 もあわせて併発しているケースが多いのも、
実は背景にこの関連があるからなのです。
ですから、「 皮膚 」「 気管 」 とバラバラに見るのではなく
「 呼吸系のはたらき 」 として、一つの大きな視点で見ていきます。
そして、自分で体質改善をトータルで進めていけるように
「 自宅でできるサポート 」 に重点をおきながら、
各自のお体の状態に合わせて丁寧に指導していきます。
まず、私たちの体温は、汗をかくことで調整されています。
サウナに入っても、真夏のように暑くなっても…
私たちの 「 体温 」 が急上昇しないのは、
汗が 「 水分 」 を利用して、体内の熱を外へ逃がしているためです。
しかし、汗を通じて 「 皮膚 」 から熱を逃がすことができなくなると
今度はその熱は 「 呼吸 」 によって外へ逃がすしかありません。
つまり私たちのカラダの 「 熱処理 」 は、
1.皮膚による 「 発汗 」
2.肺による 「 呼吸 」
主にこの2つによって行われている、ということです。
「 犬 」 は大量に汗をかくことはできないため、
体内の熱処理を 「 呼吸 」 を通じて行っています。
そのため夏の暑い季節になると、ハーハー舌を出しながら
「 口呼吸 」 によって熱を逃がしている光景を
皆さんもよく目にしているはずです。
それは人間もおなじで、汗をかけなくなると
その分 「 呼吸 」 で熱を逃がしていく必要がでてきます。
ですから、肺、気管支にものすごく大きな負担がかかり、
「 呼吸器のおとろえ 」 に発展していく、ということなのです。
今 「 汗をかきにくい体質 」 の方は、
潜在的に 「 呼吸器系 」 に大きな負担がかかっていることを
よく理解してください。
そして、汗をかけない分は 「 肺 」 で熱処理をしているため、
「 呼吸器系のはたらき 」 が極度に衰えているということです。
このように汗のかきにくい体質の方は、
「 肺 」 でより多く熱処理をしているために
「 呼吸器 」 に毎日ものすごく大きな負荷をかけています。
そのため、少しずつ呼吸のペースが速くなり、
「 呼吸が浅い 」 という状態が続いてしまいます。
しかし、この 「 呼吸が浅い 」 状態を
意図的に深くしようとしても、カンタンに変わることはないと考えてください。
呼吸が浅いのは、「 呼吸器 」 そのものに大きな負担がかかっているからこそ
自然にカラダがそう反応しているのであって、それを無理に呼吸のリズムだけを変えたり、
横隔膜を大きくゆっくり動かしても 「 呼吸器のはたらき 」 そのものは
何も変わっていないということです。
よく 「 腹式呼吸法 」 といって、深くゆっくり吐くことを
指導している専門家もいますが、その技術単体では、
健康面から考えるとほとんど機能していないということです。
では、「 呼吸器のはたらき 」 を根本的に取り戻していくために
何をしていけばよいのかというと、「 肋骨の状態 」 を
よく確認していく作業からスタートします。
私たちの肋骨は、心臓、肺、胃、肝臓など…
あらゆる内臓を大きく包み込んでいる、
重要な役割を果たしている 「 器 」 になります。
だからこそ、内臓の変化がとても現れやすい場所であり、
「 呼吸器系統 」 が衰えている方は、
この 「 肋骨 」 が極度にこわばる傾向があることを
よく覚えておいてください。
そして、そのこわばった肋骨の状態を
「 正常な状態 」 に戻していくためには、
実はいくつもの 「 高度な技術 」 が必要になります。
肋骨がこわばっている状態というのは、
いくつもの負担が 「 交差 」 するように重なっていて、
それを一つずつはがしていくためには
「 10以上の工程 」 を経て行わなければならないのです。
そのため、カンタンにもみほぐしたり、
適当にさすったりしているだけでは、
またすぐに 「 こわばり 」 が戻ってしまいます。
しかも、そのはがしていくための順番も大きく関係するため、
ただやみ雲にはがそうとすると、逆にこわばりが強くなるのです。
だからこそ、当機関では専門家が
毎回毎回その時の 「 カラダの状態 」 を確認していき、
どの順番で、どこから負担をはがしていくのかを確認しながら
丁寧にサポートを行っていきます。
特に 「 気管支に炎症が起こっている方 」 や
喘息のような 「 アレルギー体質 」 が長年にわたって続いている方には、
皆このような 「 肋骨の異常サイン 」 が明確に現れているため、
当機関では自宅で 「 肋骨の異常 」 をしっかり見分けられるよう、
何度も復習をしながら 「 長期的な視点 」 で肋骨のケアを指導しています。
呼吸器系の働きが衰えている方は、当機関のサポートを通じて
劇的に体が動き出しているケースが非常に多く出ていますので、
真剣に体質改善を目指していきたい方は、お問い合わせください。