ですから、この　「　肝臓系のはたらき　」　を高めていくことは
体質改善を進めていくうえでの要になると考えてください。
コレステロール、中性脂肪、メタボリックシンドロームなど、
あらゆる　「　肝臓の衰え　」　からひろがる不調を
「　自分　」　で健康管理しながら改善していけるように
専門家が個別サポートをしていきます。

よく血液サラサラという言葉をききますが、
この血液の状態を整えてくれているのが　「　肝臓　」　です。
肝臓は、私たちの全身に酸素と栄養を届けている血液の
浄化を行いながら、血液をキレイに保ち続けています。

ですから、たとえ脂肪分の多い食事や、
コレステロールの高い食事を摂り続けていたとしても、
一時的に　「　肝臓　」　というタンクに蓄えることできます。
ですから、血液中の　「　中性脂肪　」　や　「　コレステロール　」　が
一時的に急激に増えたとしても、ドロドロ血液にならないように　
常に一定に　「　コントロール　」　することができるのです。

その他、お酒に含まれている　「　アルコール　」　を分解しているのも肝臓ですし、
不調をやわらげてくれる　「　クスリ　」　を解毒しているのも肝臓です。
つまり、私たちのカラダは　「　肝臓　」　によって
血液を正常に保ち続けることができており、
生命を維持していくうえで、なくてはならない存在なのです。

「　血管の老化　」　も、肝臓のはたらきが衰え始めて
血液の状態がドロドロになることで進んでいきます。
ですから、今問題になっている　「　生活習慣病　」　におけるカラダの不調は、
この肝臓系から始まっているといっても過言ではありません。
肝臓を守ることは　「　血液　」　と　「　血管　」　をを守ることであり、
大切な　「　将来のカラダ　」　を守ることにつながるのです。

高血圧、コレステロール過多、中性脂肪の数値が高い…という
相談を多くいただきますが、まず自分の肝臓がどのような状態にあるのか
「　自分の手　」　で確かめる、という方法を指導しています。

肝臓というのは　「　沈黙の臓器　」　といわれ、
極度に衰えた状態でなければ自覚症状はほとんどあらわれません。
そのため、自分で異常を感じて気づいたり、
健康診断で数値にあらわれてくるのは、
かなり　「　肝臓の衰え　」　が進み終えた後なのです。

ですから、そこから肝臓の機能を取り戻そうとしても
かなり弱っている状態であるため、カンタンに戻すことはできません。
健康診断で異常がわかった頃には、かなり進行していて、
医療機関でも　「　生活習慣の改善　」　という大きな枠での指導しか
行われないことがほとんどです。

食事や休養、運動不足を解消するように…と言われるぐらいで、
具体的に肝臓のはたらきをどのように高めていくか、という指導は
ほとんど行われていないのが現状なのです。
ですから、自分の肝臓がどう衰えていて、
これからどのようにして働きを高めていけばよいのか、
多くの方はそこをわからずにいるということです。

血液中のコレステロールや中性脂肪が増えすぎてしまうことを
「　高脂血症　（こうしけっしょう）　」　といいますが、　
このような血液の不調が現れたときに、ほとんどの方々が
とりあえず高価な　「　健康食品　」　を摂取したり、
広告で良いと言われる　「　サプリメント　」　を飲むといった
いちかばちか　「　運に頼った方法　」　で改善を目指しています。

こういった方法は一時的によい方向に向かうかもしれませんが、
肝臓というのは時間をかけて不調がおこっているため、
一朝一夕では変わらないからこそ、長期的に　「　はたらき　」　そのものに
目を向けなければまた繰り返す、ということをよく覚えておいてください。

まず大切なのは、肝臓のはたらきが衰えているときに
カラダにはどのような　「　異常サイン　」　があらわれているか、
その実態を知ることです。

そして、その異常サインを　「　自分の手　」　でよく確かめる。
さわって働きがわるければ、肝臓系のプログラムをコツコツ進め
悪化する前に不調を防いでいくことを目指していきます。
そして、もしさわって働きが良い状態であるとわかれば、
今度は　「　健康診断　」　を活用して、
その回復が本当かどうかを　「　数値　」　で確かめます。
このように　「　カラダの状態を把握しながら、体質改善を目指す　」　
というスタンスで進めていくのです。

「　健康診断　」　というと、本来カラダの悪いところがないかを探す
という意味合いで行っていますが、それが少しずつ変わっていきます。
以前は健康診断するたびに悪化していないか…と
ドキドキしている方も多かったと思いますが、
当機関のサポートで体質改善を目指していくと、
「　健康診断の数値がどれだけかわっているか楽しみだ　」　という
どれだけ改善しているかを確かめる手段へと
「　健康診断の位置づけ　」　が大きく変わるのです。

このことを　「　前向きな健康診断　」　と当機関では呼んでいますが、
自分のカラダの状態を自分で把握し、それを自分の力で変えていくことができるようになると、
健康診断や専門家のサポートを　「　自分が活用していく立場　」　に切り変わるということです。
医療機関だけに頼るのではなく、今度は必要に応じて活用していく立場になりますから、
今ある医療システムも、全く違う位置づけに切り替わっていきます。

ですから、自分で異常サインを確かめられるようになること、
そして自分で改善を目指していけるようになることは、
とても重要なことだと考えてください。
１０年後、２０年後を視野にいれても、
「　自分のカラダがどのような状態になっているのか　」　を
把握できるようになることは、とても心強いことです。

実際に当機関のサポートにより、かかりつけの医師から　
「　中性脂肪のクスリを減らしてみましょう　」　
「　もうクスリは必要ありません　」　と
許可が下りた方々が、今まで数多くいらっしゃいます。
初期はクスリで　「　血液コントロール　」　を行いながらも、
一方で、肝臓のはたらきを高めていけるよう
「　肝臓系のプログラム　」　と　「　内臓機能の強化　」　を自宅で進めていく。
そして最終的には、自然にコレステロールや中性脂肪を
正常に保ち続けられることができることを目標に
肝臓系コンサルティングを進めていきます。

当機関では　「　自分で肝臓の状態を、確認する技術　」　と
「　肝臓のはたらきを高めていくための技術　」、
この２つのセルフケア技術を、わかりやすく丁寧に指導していきます。
この技術は当機関だからこそできる指導ですので、
ぜひ身につけていきたい方は、お問い合わせください。
肝臓の不調が　「　他の不調　」　へと拡がらないように全身を考慮しながら、
短期間ではなく　「　長期的な目標　」　に基づいて指導をしていきます。